丸庵が家事で失ってから丸山家の人たちはつらく悲しい日々を過ごすも、陽子(井上
真央)の実家がある安曇野の人たちに支えられ新しい店を開店することになりました。
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新しい店の名前は「百白花(ひゃくびゃっか)」です。
陽子の祖母・富士子(渡辺美佐子)が命名しました。
百白花の開店当日、店内は家族や親戚、友人、そして、陽子の教え子たちで賑わう
のでえすが、育子(満島ひかり)の姿が見えません・・・。
育子は東京の留置所のなかで一人さびしく過ごしていました。
自由奔放に生きる育子のこととはいえ、育子のことが心配でたまらない陽子は、祖母
である富士子と女学生時代にかわした約束を持ち出すことに・・・。
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その約束とは・・・。陽子が女学生時代に富士子は一度安曇野に須藤家を訪れました。
そして、富士子は別れ際に「どうしても困ったときには、私があなたを助けます」。
と、一度だけ助けてくれることを陽子に約束したのでした。
そして、陽子は育子のために使うことに決めたのです・・・。
陽子は富士子と一緒に育子がいる留置所に迎えにいくのですが、育子は二人の姿を
見た瞬間に泣きだします。育子が孤独から開放された瞬間んでした。
しかし、育子は留置場の人が謝らない限り絶対に帰らないと、意固地に・・・。
陽子は安曇野に帰ったあとに富士子は、育子に陽子は一生に一度の約束を、自分の
ためではなく、育子のために使ったことをこっそり教えます。
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すると育子は大泣きすることに・・・。留置所を出た後に陽子に電話します。
本当はうれしくて仕方がないのに、天邪鬼な育子は陽子に憎まれ口をたたくのでした。
ある日、和成(高良健吾さん)に、戦友の茂森から病気の知らせを受けます。茂森は、
和成と戦地で苦楽をともにした仲で、戦地から引き揚げてきたときも一緒でした。
和成は戦友の元へ・・・。しかし、陽子は和成が復員してから初めての遠出することに
対して言いようのない不安に襲われるのでした・・・。
茂森が亡くなり、和成は多治見にしばらく滞在することになるのですが、戦友の茂森
の妻・いと(韓英恵さん)と子供を放ったまま帰れないと陽子に手紙で連絡します。
和成から手紙を読んで陽子の不安はさらに大きくなるのでした。そして、陽子は悩み
抜いたすえに道夫(串田和美)と徳子(樋口可南子)に相談することなく決心します・・・。
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